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自分を生ききる―日本のがん医療と死生観

自分を生ききる―日本のがん医療と死生観
中川 恵一
自分を生ききる―日本のがん医療と死生観
定価: ¥ 1,470
販売価格: ¥ 1,470
人気ランキング: 5405位
おすすめ度:
発売日: 2005-07
発売元: 小学館
発送可能時期: 通常3?5週間以内に発送

病気になれば人生が変わる
著者や養老先生がおっしゃるように、私たちは病気というものに対して受け身の姿勢が強すぎるのではないかと感じました。受け身・・・すなわち運命のような受け取り方であって、こうして受け取ること事態、すでに自分の人生に責任を感じる「生命力」の欠如の表れなのではないでしょうか。

本書に述べられている「自分」の捉えかた、インフォームドコンセントの活用の仕方、がん告知の受け止め方・・・人間は一様ではないと思いますが、しっかり命に刻み込むように勉強させてもらいました。

こうした環境・健康に関わる勉強をしておりますので、よく「がん宣告」を受けた方からご相談を承ることがあります。大抵「手術ができないから抗がん剤」治療を勧められていらっしゃるのですが、実際放射線治療のできる医師が少なく、機械の導入も思うようにはかどっていないというのが現実のようですね。
素晴らしい本と出合わせていただき、感謝しております。
私は脊髄小脳変性症と診断され、著者が述べるように「残された人生を自分らしく有効に」生きる毎日を与えられたと思っています。この病気は余命を告知されるものではありませんが、不自由な体で余生を送るという厳しさがあります。おかげさまで人生観がコロッと変わり、現在の人生が与えられたことを感謝しているほどです。
あまり長生きもできないのでしょうが、「がんで死ぬ」のも悪くないと思います。抗がん剤のように痛みや苦しみがないのであれば、有力な選択肢だと思います。なにしろ2人に1人はがんで死ぬ時代なのですから、治療を選び、生き方を選ぶときが来たのではないかと感じました。



人生の哲学書
たいへん読みやすく書かれており、通読するのも容易です。一般の人が読んでも、興味を引く内容だと思いますが、とりわけ、癌患者であるなら一読しておくと、プラス思考で人生を過ごせると思います。著者の中川氏は癌に対する放射線治療のドラマの監修をされているようです。「季節が変わる時」というタイトルです。

わかりやすく、かつ、深みのある「死生観」の本
癌・死という重いテーマですが、それに自らが潰されることなく最後まで生きて行くことは勿論のこと、死に自分が直面していない(と思いこんでいる)今を充実して生きて行くことまでも教えてくれる本です。お二人ともウィットに富んだ表現を用いながらわかりやすく語っており、とても読みやすいところも良かったです。



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