人気の文学書通販Top >  養老孟司 >  超バカの壁

超バカの壁

超バカの壁
養老 孟司
超バカの壁
定価: ¥ 714
販売価格: ¥ 714
人気ランキング: 1802位
おすすめ度:
発売日: 2006-01-14
発売元: 新潮社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

「年寄り」の暖かな説教
前々書(バカの壁)があまりにあっけなく今回もそうなのかなと思ったのだが、今回は著者地震の専門の脳科学哲学的観点からではなく、さまざまな事柄について自ら書き起こした内容なので非常に読みやすかったという感はありました。著者自身の経験を生かし、若者の問題、自分の問題、テロの問題、男女の問題、子どもの問題、お金の問題などを斬っていっています。また著者は、体験・経験をすることによりゆるぎない信念になっていくとも語っています。「年寄りの暖かな説教」と思えば非常にわかりやすいと思います

ずいぶんマイルドな養老節
前作の「バカの壁」がかなり「独創的」なものだったから、どんな凄い本かと期待したのだが、少々拍子抜けした。

「バカの壁」「死の壁」に対する読者からの質問に答える形式になっているから、前作に比べるとかなり具体的な話になっている。そのひとつひとつが回答だから、いわゆる読み切りで、前作ほど系統立てては書かれていない。

では「その感想は」と問われると、「これって当たり前のことじゃん」となる。
むろん、いいことも書かれている。例えば「仕事とは道の穴凹を埋めるようなもの」。言い換えると「世の中の役に立つことが仕事である」。

全部で12章あるが、なるほどと思ったのは第5章「子供の問題」。子供を本当に大切にしなくなったのは事実。外で遊ばせない(クルマにひかれるのが怖いから)。世の中の常識をたたき込まない(社会のルールを教えることを個性の尊重を殺すことと勘違い)等。

本作を読んでから「バカの壁」を読み直すと、難解な書物も少しは分かりやすくなる。

手にとって
養老孟司さんの作品の中でも読みやすい方ではないでしょうか?氏の考え方がおもしろく、好きな作家の一人であります。バカの壁というインパクトのある作品と出会ってから数年。氏の考え方の入門編として捕らえても問題ないかと思われます。とにかく、読んでみる価値ある作品であり、作者であります。



関連エントリー

人気の文学書通販Top >  養老孟司 >  超バカの壁