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進化 連続か断続か

進化 連続か断続か
S.M. スタンレー

定価: ¥ 999
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人気ランキング: 706316位
おすすめ度:
発売日: 1992-08
発売元: 岩波書店
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進化説を概観できる一冊
 進化論には大きく分けて2つの考え方がある。一つは進化はある時突然今までとは一線を画する生物が誕生し、新たな種となり適応して行くとする「断続説」、もう一つが小さな変異の積み重ねにより、徐々に形質が変化して行くとする「連続説(漸進説)」である。本書はタイトルどおり、進化論を断続説と連続説、この2つの観点をめぐる、進化論の歴史を概観できる内容となっている。特に、進化論の生みの親とも言えるチャールズダーウィンの、進化論に至るまでの考え方や葛藤などを記した箇所は読み応えがある。さらに、ある意味で化石というサンプルに頼ってしか議論ができない進化論という学問のあり方に対する歴史的な流れも他の一般書にはない特色となっている。挿絵や写真も多く、視覚的にも参考になる。
 ただ惜しむべきは記述的にやや平坦すぎるきらいがあり、最初から最後までたんたんと語られすぎている感じがするという点だ。科学書として悪くないスタイルではあるが、人によっては飽きてしまうかもしれない。内容が悪くないだけに、この点が残念である。



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