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小説を読みながら考えた

小説を読みながら考えた
養老 孟司
小説を読みながら考えた
定価: ¥ 1,680
販売価格: ¥ 1,680
人気ランキング: 146823位
おすすめ度:
発売日: 2007-04
発売元: 双葉社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

養老節健在 知の巨人
2001年から2006年にかけて小説推理に掲載されたモノ。
題名の通り、書評でもあるが当時の社会情勢評論でもある。
ちょっと安心するのは、養老先生でもどんどん読書した内容を忘れていって読んだにもかかわらずまったく覚えていない本もかなりあるという。さらに読書メモをとってコンピュータに保存しても、何処に保存したか忘れる事がある。そしてメモを見つけても、本の内容を思い出せないことがあると。
また所謂まじめ本ばかりでなく推理小説やファンタジーをまさに濫読している。もちろん漫画も読む。

よく立花隆さんを「知の巨人」と評するが養老先生もそれに勝るとも劣らないほどの巨人である。

「頭がいい」人が必ずしも「頭が丈夫」ではないと母校の学者をチクリと指摘するなど養老節健在。身体が丈夫でなければ、頭は丈夫にならないのであると。ごもっとも。

想念の泉
以前出版された「ミステリー中毒」の続編。タイトルの通り、本を読みながら考えたことが書き連ねてある。それも整然とした思考と言うよりも、想念が湧き出るまま垂れ流しているような具合だ。しかも、後半はミステリーの紹介と言うよりも、殆んど社会論そのものになっている。しかしながら、その社会論が抑制が効いているものの痛烈な現代社会批判にもなっているところは流石だ。それにしても、これだけ本を読みながら、講演だ、執筆だ、はたまた虫採りだと、あれこれやり繰りする時間が良くあるものだと感心する(H19.6.11)。



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