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寄り道して考える PHP文庫 (PHP文庫)

寄り道して考える PHP文庫 (PHP文庫)
養老 孟司
寄り道して考える PHP文庫 (PHP文庫)
定価: ¥ 580
販売価格: ¥ 580
人気ランキング: 224463位
おすすめ度:
発売日: 2004-06-01
発売元: PHP研究所
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

ただただ、、、、深い
養老孟司と森毅が組むとこんな会話になるだろうという期待を裏切りません。大学の近くの飲み屋で、教授がこんな話していたのを思い出しました。二人は、高校時代からの友達で今は違う学部の教授と言う組み合わせのような感じです。実際は10歳違うのですね。お二人の引き出しの多さにビックリです。そして最後は、自分の専門領域で結論付けるお二人です。テレビ番組、例えば時事放談のようなものでも結構視聴率が取れると思うのですが、、、。物事には多面的なアプローチがあっても最後は収斂すると感じました。面白いです。

余裕のあった日本文化が伝わる
 余裕のあった日本文化を語り合っていて、癒されます。お二人ともはみ出し人間でしょう。そのことでユニークさを培ったし、その生き方を許容されるくらい、周りがおとなの良き時代だった? 現在は、寄り道から豊富な体験を得ることは許容されていないと誰もが感じています。それは、社会人となってからの優れた能力との相関が実際はあまりない、ような初等的な水準の試験で、人生を割り振るような制度の圧力も大きいかもしれません。多分、お二人が語られている、平均値から離れた生き方を非難しないおおらかな文化が大切ではないでしょうか。
 森さんの、人間のDNAはレトロウィルスの占有率の方が多い(それではエイリアンに乗っ取られたようなもの)とかの、普通でない、ドキッとするような視点や、首の上と下が分離してきたのが現代の病理とか、脳からくる養老さんの視点が交錯して、味わい深いです。
 「はみ出した友達をいじめてやろう」というのではなく、彼らの中から、物凄い発明・発見・創造が生まれ、彼らの生み出す価値で、他の人たちも生活水準が上がる、つまり、彼らに将来は養ってもらえる。そういう高度産業社会なのだよ。お互いおおらかに生きて、寄り道したり、好きな事に熱中していいんだよというメッセージを、若い世代に伝えればよいのではないでしょうか。

軽く読めるが内容は深い
時の人、養老孟司さんと、昔からファンだった森毅さんの対談をまとめた本ということで衝動買い。
お二人とも一筋縄ではいかない曲者(?)だけに、内容は哲学的で深い。
が、もとが対談ということもあるのだろうが、テーマがあちらこちらに飛んで全体としての統一感はない。
それからどの話もどこかで聞いたことがあるような内容であるのも事実。



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