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ラッフルズホテル (集英社文庫)

ラッフルズホテル (集英社文庫)
村上 龍
ラッフルズホテル (集英社文庫)
定価: ¥ 460
販売価格: ¥ 460
人気ランキング: 94472位
おすすめ度:
発売日: 1992-07
発売元: 集英社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

小説の世界にどっぷり
主人公の女の子は狂気的な妄想癖がある。その荒れ狂う内面を赤裸々に表現しているところにぐぐっとひきこまれる。小説の世界にどっぷりとはまってしまい、読み終えたあともなかなか現実にもどれない。今まで読んだ村上作品で一番好きです。

才能の無駄遣い
僕は村上龍が好きだ。才能はあるが、自閉的な甘えを根源にもつ村上春樹より遥かに健全な生理だし、本売って稼ごう、という意識だってぜんぜん悪いとは思わない。途方もなく広がる創造性と、原色の匂いや色が立ち上るような彼のパワフルな文体は、凡百の作家と一線を引く。大江健三郎に匹敵するどエラい才能だ。しかし、かれは時たま、とんでもない手抜き本を書く。その象徴がこれだ。どこがどう悪いと指摘するまでもない・・。安易な発想でただ、人間をタラタラ書いてるだけ。随分前に書かれたものだが、こういうことは絶対にやめた方がいい。(”五分後の世界”もそうだ)こういうことをすると、本当に評判が悪くなる。その上、「才能」という有限の貯蔵タンクを無意味に消費することになる。「希望の国のエクソダス」と「共生虫」を組み合わせたようなテーマを腹に落とし込み、「コインロッカーベイビーズ」のパワフルな生理に立ち戻り、どエラい長編を書くべき。

狂気の才
戦場カメラマンとして若き日を過ごした青年実業家、刈谷俊道は、心のブラックホールと折り合いをつける為に再びカメラを手にする。
刈谷の撮った作品を見た新進天才女優、本間萌子は自分を撮ってもらう為に全てを賭ける。
ラッフルズホテルを中心に二人を繋ぐシンガポールの旅行代理店に勤める結城岳夫。
萌子が刈谷に写真を撮らせたい理由とは?
角度を変えて進む三人の物語は各々が立体的で、読み手を引きずり込んでしまう。



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