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コックサッカーブルース (集英社文庫)

コックサッカーブルース (集英社文庫)
村上 龍
コックサッカーブルース (集英社文庫)
定価: ¥ 700
販売価格: ¥ 700
人気ランキング: 227268位
おすすめ度:
発売日: 1994-03
発売元: 集英社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

村上龍の魅力は充分堪能できます!
村上龍は大好きで10冊以上読んでいるが今回の作品も満足でした。SF系ではない為ストーリーに壮大さは無いが村上龍節は全快だった。登場人物の独創的な考えはいつもながら刺激になります。


SM_アンダーグラウンド
「コック・サッカー・ブルーズ」を読みました。
びっくりしました。小説「トパーズ」と,「エクスタシー」の間に,このような作品があったとは,たいへん驚きました。
この,「コック・サッカー・ブルーズ」に出てくる「本郷広美」は,「エクスタシー」の中の「カタオカケイコ」につながっていて興味深かった。
「ずれ」がキーワードで,この言葉は,「エクスタシー」にもでてきます。
村上さんの「自殺よりセックス」の中に,
”「カタオカケイコ」にはモデルがいて,この子は「映画トパーズ」にも出てる子なんだけど,”
というようなくだりがありますので,「エクスタシー」の表紙の方がそのモデルだと推定しますと,何か,村上さんがどのように小説の筋を考えていくのかが少しわかって興味深いです。
「雑誌のグラビアの切り抜き」,「本郷広美(本名よ)」っていうところが,わかりやすい。
この本の内容は,「一人の女性との出会い」,「映画:エンジェル・ハート」,「森田医療」,「作曲家への憧れ」をモチーフとしているのかな,と思いました。
(同時に,映画「トパーズ」の製作を行ったのでしょうか?)

何かの本で,「吉本バナナさんは,技巧派だ」というような村上さんの発言がありましたが,確かに村上さんの創作力はすごいなと思いました。
しかし,同時に,本当の主人公の「ひろみ」は,他人に何かを書かせるようなMagicをもっているのでしょうか。
なにしろこの本はおもしろい。

独自な世界観
毎回、この著者の作品を見て思うことだが非現実(実際、日本のアンダーグラウンドな世界にあってもおかしくは無いが)な話を著者本人が実際に体験したかよのうに感じさせる説得力と構成力は脱帽する。
「死」が目前の迫った人間の思考というものについて村上龍的な考え方で描かれている。いままでの作品の中でサスペンス色が特に強いと思う。そのかわりやはりグイグイ読ませる展開に、どこにしおりを挟むかというのがムズカシイと思った。ただ、作品のタイトルについての謎はいまだ解けない。



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