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RYU’S倶楽部―「仲間」ではなく友人として

RYU’S倶楽部―「仲間」ではなく友人として
村上 龍
RYU’S倶楽部―「仲間」ではなく友人として
定価: ¥ 1,785
販売価格: ¥ 1,785
人気ランキング: 601637位
おすすめ度:
発売日: 1997-07
発売元: 毎日新聞社
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

みんな龍氏が大好きみたい
 講演や対談になると、ものすごくソフトな語り口になる村上龍氏。基本的に「いい人」なんだな、と思ってしまう。
 まあ話し合っていることは氏のエッセイなどでもいくらでも読める内容ばかりなので、それほど新鮮味はないし、逆に龍氏がゲストに合わせて話しているので、内容は少し浅く、またソフトになっているかもしれない。なにぶん、みんなすごくフレンドリー。
 ただ、龍氏の質問力というか、相手の話の導き方のうまさは伝わってくる。庶民からすれば非日常的な世界で生きる人たちの「うまい」会話は、それを聞いている(読んでいる)だけで小説に負けないくらいおもしろくなる好例だろう。
 今となっては、石原慎太郎は東京都知事だし、前園は世界で活躍することなく選手生命を終えてしまった。淀川長治も亡くなった。そういったことを思いながら読むと、なかなか感慨深いものがある。
 映画「KYOKO」の話題が多い。まわりはベタぼめ。

もはや刺激的ではない
確かに村上龍が時代を超越していた時代はあった。
この対談集も発行当時の最先端を行く人々(EX.将棋界の羽生、サッカー界の前園、「弟」を書いた直後の石原慎太郎)といった人々との対談集であり、それなりに面白くは読めるが、著者独特の刺激を与えるものにはなっていない。
もはや村上龍は時代に追いつかれたことをわからせてしまう対談集になっている。
対談メンバーを見て、関心を持った人以外にはお薦めしません。



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