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69sixty nine (文春文庫 む 11-4)

69sixty nine (文春文庫 む 11-4)
村上 龍
69sixty nine (文春文庫 む 11-4)
定価: ¥ 480
販売価格: ¥ 480
人気ランキング: 89113位
おすすめ度:
発売日: 2007-08
発売元: 文藝春秋
発送可能時期: 通常24時間以内に発送

楽しい小説
 「こんなに楽しい小説を書くことはこの先もうないだろうと思いながら書いた」とあとがきで村上龍は書いている。確かに村上龍の作品の中では異質だ。私は「バカバカしい」小説だと思う。だが、この「バカバカしさ」こそが十代に限らず大人になってからも楽しい思い出を作るためには不可欠だ。

 また、「楽しく生きるためにはエネルギーがいる」とも書いている。権力の手先である教師や刑事を殴ってもこっちが損するだけで、唯一の復讐方法は人生を楽しく生きることだと。

 ただ、単純に私はこの本を読んで楽しくなった。理屈抜きの楽しさがこの小説にはあったからだ。

昭和は遠くなりにけり
学園闘争の鼓動を体感できる、男子高校生たちの笑える暴走がちな痛快青春白書。


青春のあるべき姿
村上龍の傑作青春小説。
非常にライトでポップな文体で、彼の作品の中では異彩を放っている作品でもある。

この小説の素晴らしさは、権力への抵抗も、バリケード封鎖も、全て「女にもてるため」だってことを包み隠さず、何の恥ずかしげもなく、主張しているところだ。

中高生の男子と言うのは、いつの時代においても、「権力」に抵抗する。
しかし、そこには崇高な理念や、思想はない。
心の奥底には、誰しもが「もてたい」「カッコいいと思われたい」と言う思いがある。

そういう意味で、この小説は「真の青春小説」なのだ。



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